初心者におすすめ
普段、カメラの設定は、オートモードで撮影することが多いと思いますが、オートモードは誰でも簡単に、そして、きれいに撮れるように考えた設定です。普通にきれいに撮れるので良いのですが、シンプルな撮影になりがちです。
ここでは、絞り優先モードやマニュアルモードでボケを作る方法をご紹介いたします。
キヤノンの場合
![](https://smiling-studio.com/study/wp-content/uploads/2022/05/0F9A7256-1024x1024.jpg)
マニュアルモード
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 0F9A7255-1024x1024.jpg](https://smiling-studio.com/study/wp-content/uploads/2022/05/0F9A7255-1024x1024.jpg)
絞り優先モード
各社の絞り優先モード
オリンパス | A | キヤノン | Av |
シグマ | A | ソニー | A |
ニコン | A | パナソニック | A |
富士フイルム | A | リコー・ペンタックス | Av |
ボケとは、主題にピントを合わせて、その前や後ろをピントの合っていない状態を意図的に作る写真の方法です。
絞りとは、Fという値で表されます。
絞り値が小さくなると大きくボケるので、主題にだけピントを合わせることができるよ。
反対に
絞り値が大きくなるとピントを奥まで合わせることができるよ。
![絞りF2](https://smiling-studio.com/study/wp-content/uploads/2022/05/0F9A7234-683x1024.jpg)
![絞りF2.8](https://smiling-studio.com/study/wp-content/uploads/2022/05/0F9A7233-683x1024.jpg)
![絞りF4](https://smiling-studio.com/study/wp-content/uploads/2022/05/0F9A7232-683x1024.jpg)
![絞りF5.6](https://smiling-studio.com/study/wp-content/uploads/2022/05/0F9A7231-683x1024.jpg)
![絞りF8](https://smiling-studio.com/study/wp-content/uploads/2022/05/0F9A7230-683x1024.jpg)
![絞りF11](https://smiling-studio.com/study/wp-content/uploads/2022/05/0F9A7229-683x1024.jpg)
![絞りF16](https://smiling-studio.com/study/wp-content/uploads/2022/05/0F9A7228-683x1024.jpg)
![絞りF22](https://smiling-studio.com/study/wp-content/uploads/2022/05/0F9A7227-683x1024.jpg)
同じ場所から撮った写真もボカして撮影することで雰囲気が変わりますね。
絞りの(F)値
F2 | F2.8 | F4 | F5.6 | F8 | F11 | F16 | F22 |
値が大きいほどピントがあう
考え方のヒント
視力の悪い人が、手に取ったモノを近づけると、モノはよく見えるが周りはボケている感じが絞りの値が小さい状態です。
視力の悪い人が、遠くを見るときに、目を細めると少し遠くまで見えるようになる感じが絞りの値が大きい状態です。
スマイリングスタジオでは、こんなときなどに絞りを変えています。
例えば、料理写真の場合、強調したい具材にだけピントを合わせたり、料理全体にピントを合わせたり、用途によって変えて撮影しています。
![](https://smiling-studio.com/study/wp-content/uploads/2022/05/005A7867.jpg)
![仙台名物せり鍋のせりの根にピントをあわせる](https://smiling-studio.com/study/wp-content/uploads/2022/05/005A7803.jpg)
写真をもっと雰囲気良く撮りたいんだけど、普通の写真しか撮れないと感じている方におすすめなボケを利用したテクニックです。